オリジナル研修コースの作成と設計
Grow Betterプラットフォームでは、自社独自の育成方針・実務課題に合わせた「オリジナル研修コース」を柔軟に設計できます。既存コンテンツと自社制作資料を組み合わせ、体系的な学習体験をカスタマイズしましょう。
1. 既存コンテンツとの組み合わせ方
- 公開ライブラリやこれまで社内で蓄積した動画・PDF・SCORM教材、外部ベンダーコンテンツ等を自由に並べ替え可能
- 「既存教材+自社独自資料」によるシナリオ研修、フォローアップ、実践力強化など多様な用途に応用
2. 学習パスの設計手順
- 管理画面の「コース作成」あるいは「新規学習パス設計」メニューにアクセス
- コース名、説明文、ターゲット(部署・階層など)を登録
- コースの構成単位として「セクション」「レッスン」「モジュール」などを作成
- 各セクションに、既存コンテンツや新規アップロード資料をドラッグ&ドロップで追加
- 順番制御(必須受講/選択受講/スキップ可能)、前提条件・進捗条件の設定も可能
3. テスト・アンケートの組み込み
- 各コースの任意ポイントで確認テストや最終評価テストを挿入可能
- 問題形式(択一・記述・ファイル提出)、合格点や再受験ルールも細かく設定
- アンケート設問(自由回答・5段階評価等)で参加者満足度や改善点をフィードバックとして取得
4. 管理者がつまずきやすいポイント
- 既存コンテンツの取り込み忘れ:最初に「活用できる教材」のリストアップを
- コース階層・順番設計の煩雑さ:「シンプルな構成×ストーリー性重視」から始めると導入効果◎
- テストの自動採点設定漏れ:解答データの自動回収/フィードバック設計も併せて検討
5. ベストプラクティス・活用例
- 導入初期はヒアリング型:現場管理職・現受講者との対話でリアルな課題・期待を収集
- 既存資料の再利用徹底:組織横断で教材共有することで効率アップ・重複作業削減
- 定期的なコースレビュー:実施後の受講者アンケートを活用し、毎年内容改善
- パイロット(試験運用)活用:小チーム・一部署で先行実施、効果検証の後に全社展開
まとめ
オリジナル研修コースの設計・運用は、組織風土や実際の現場課題に直接アプローチできる大きな武器となります。Grow Betterの機能を最大限に活かし、PDCAを意識した柔軟な設計・改善を進めてください。